『公爵夫人の50のお茶レシピ』12~13話 あらすじネタバレ

マンガ

『ピッコマ』にて配信中の『公爵夫人の50のお茶レシピ』のあらすじネタバレです。

「待てば0円」で公開されている部分のみネタバレしております。

最新話は『ピッコマ』公式サイトにてご覧ください。

 

登場人物の心理などは過去に配信されている話から推測し、記述している場合があります。

情景描写などにも個人的な主観が混ざっているため、漫画とは表現が異なる部分もあると思います。

私個人の感想も含んだ内容となっておりますので、詳細なストーリーは『ピッコマ』公式サイトでご確認いただくようお願いいたします。

『公爵夫人の50のお茶レシピ』

各話の詳細なあらすじ・ネタバレは以下のリンクよりどうぞ。

1~5話&登場人物紹介
6・7話8・9話10・11話12・13話14・15話
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公爵夫人の50のお茶レシピ 12話

棚に飾られたお茶の缶を見ながらクロエは執事のキエルにお茶をご馳走する約束を果たせていなかったことを思い出した。

紅茶を片付けてくれたお礼の提案だったが、偶然にもアルフォンスと出くわしたため反故になってしまったのだ。

ソファーに腰掛けるキエルとエリーの前でクロエはお茶を淹れている。

この日クロエが選んだお茶はキク科の花であるカモミールティーである。

カモミールティーの香りは甘いだけではなく爽やかも含んでおり、心落ち着く香りであると感じたキエル。

砂糖が入っているのかと尋ねるキエルに、ハチミツがを入れたと答えるクロエ。

カモミールティーにハチミツを入れる飲み方はクロエの生活している帝国の南部に位置する半島国家の飲み方であり、楓として生きていた頃ではスペインで好まれた飲み方だった。

クロエは、不眠症で夜遅くまで働いたり、夜間勤務の使用人達を監督するキエルのためカモミールティーを選んだ。

カモミールは緊張をほぐし、血液の循環を向上させるため不眠症に効果がある。

さらに快眠に効果があるハチミツを加えることで、少しでもキエルの役に立ってくれたなら嬉しいとクロエは言った。

クロエの気遣いに感激しイスから立ち上がって礼を取るキエルと、そんな彼を座らせようとするクロエ。

二人の様子を見ながら完全にクロエ派に染まっているエリーは『奥様は私のものなのに…!』と心中穏やかではない。

クロエは本来お茶とはチャノキの葉から作った飲み物を指し、今日のカモミールティーは厳密に言うとお茶ではなく『代用茶』や『インフュージョン』と呼ばれるものであると語る。

エリーは奥様と自分が飲んだものこそがお茶であり、今日飲んだものはインフュージョンなのだと熱弁する。

奥様にとっての一番は自分なのだと口には出さずともキエルに目線で伝えるエリー。

彼女の視線の意味に気付いたキエルはエリーに反撃するかのように今日のお礼に必要な物があれば全力で手配するとクロエに進言する。

お茶に使うティーポットとティーカップが欲しいとクロエから聞き出したキエルは、勝ち誇った表情でエリーを見た。

ティーポットやティーカップをクロエにプレゼントする財力や権力を持たないメイドのエリー、完敗。

夕刻、キエルはアルフォンスの執務室で、翌日のクロエの予定をアルフォンスに伝えていた。

茶器選びのために外出する予定だと伝えれば、アルフォンスは重要な業務があるからキエルに同行するように指示した。

仕事がなければ自分が同行するつもりであったかのような言い方をするアルフォンスに、てっきりお茶が好きなのだと思っていたキエルは認識を改めることとなる。

翌日 快晴に恵まれ、クロエはキエルと共に街に来ていた。

茶器の専門店に向かおうとしている二人の前に一台の馬車が止まる。

馬車から降りてきたアルフォンスは、仕事の約束がなくなったこと、それ程遠くなかったので来てみたことを二人に告げた。

決して近い距離ではなく、少なく見積もっても馬車で一時間程はかかるはずだとキエルは思案する。

いつぞやのお茶の時間のときのように”用事を思い出してしまった”キエルはその場を退散してしまった。

残されたクロエはアルフォンスにエスコートされ、茶器専門店へと向かうのだった。

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12話 お茶マニアの感想・解説

今回の話ではキエルの腹黒さが読者に露呈してしまいました。

人当たりが良く、クロエの前ではいつでも笑顔だけど、それだけでは執事は勤まらないだろうと思っていただけに、腹黒執事であったことに一安心。

ヒヨコメイドエリーの挑発に乗ってあげ、3倍返しでKOしちゃう…大変良い性格をしていらっしゃって私は好きです。

勝ち誇ったキエルの笑みをぜひ漫画でご覧ください。

茶器専門店に行くため、アルフォンスは全力で仕事を終わらせたかリスケしたのでしょう。

好きでも無い相手と毎日お茶は飲まないだろうし、お茶自体それなりに好きじゃなければコーヒーを飲むでしょうからね。

彼の中で『クロエ』という人物に対する関心が高まっていることがキエルの言葉とアルフォンスの行動からよく分かりました。

だけどプライド高いから素直になれないアルフォンス。

クロエは鈍ちんだから、出来る執事キエルが頑張るしかない。

大丈夫かキエル、不眠症は加速しないか。

カモミールティーの効果・効能は?

カモミールの花

睡眠に お悩みあれば カモミール

というなんちゃって川柳は今思いついたものですが、寝付けない、眠りが浅いなど睡眠に悩みがあったらカモミールティーを試してみよ、というのは多くの方がご存知かと思います。

和名は「カミツレ」と言い、化粧品がお好きな方ですとこちらの名の方がしっくり来るかもしれませんね。

歴史は古く、紀元前からメディカルハーブとして用いられていたそうです。

カモミールには次のような効果・効能があると言われています。

・血液循環を促進する→冷え症の改善・消化の促進
・鎮静作用→リラックス効果による不眠の改善
・消炎作用→胃腸炎・風邪による喉などの痛みの緩和

様々な効能があり、副作用の心配が少ないことからヨーロッパでは民間療法として今でも用いられています。(キク科の植物にアレルギーのある方、妊娠中の方は注意が必要です)

「マザーハーブ」と呼ばれることもあり、生理痛・冷え症などの女性特有の悩みにもカモミールは効果があるそうです。

さらに、消炎作用があることからニキビや肌荒れにも効果的だそうです。

化粧品に「カミツレエキス」が含まれることがあるのは、この効果があるからなんですね。

お茶として抽出すると薄い黄色の茶液になります。

カモミールの花の香りがリンゴに似ていることからブレンドする際には「アップルドライチップ」を混ぜることも多いようです。

作中でクロエはキエルのためにハチミツをプラスしていました。

ハチミツは白砂糖と違い体温を上げる効果があることは、テレビ番組などで知ってる方も多いと思います。

カモミールティーは味が薄く、そのままだと美味しくないと感じる方もいますので、ハチミツを入れるのは非常におすすめです。

このカモミールティーにハチミツを入れる飲み方は、スペインで一般的な飲み方だと作中の解説にあります。

『情熱の国』と呼ばれるスペインですが、実は首都マドリードの緯度が秋田と同じだったり、バルセロナが北海道と同じ緯度だったりと、意外と冬は寒いんですよ。

スペインの方の寒さを凌ぐための知恵なんですね。

また、ミルクを入れたカモミールミルクティーも寝る前にはおすすめです。

紅茶や緑茶とは異なり、カモミールティーにはカフェインが含まれていないため、寝る前に飲んでも睡眠の妨げになりません。

もっと体を温めたい方は乾燥ショウガをちょっぴり入れるのも良いですよ。

冬が近づいてくると体が冷えて寝付きにくくなりますよね。

寝る前の習慣としてお酒やカフェイン入りの飲み物ではなく、カモミールティーで体を温めてみてはいかがでしょうか?

手頃な価格で試しやすいのはポンパドールのカモミールティーです。

初めての方でもチャレンジしやすく、苦手な味だった時でも許せる価格帯。

pukka(パッカ)のスリーカモマイルは3種類のカモミールがブレンドされています。

カモミールティーが気に入って、もっと色々試してみたい人におすすめ。

『公爵夫人の50のお茶レシピ』と一緒に美味しいお茶はいかがですか?
『バシラーティー』はお茶の名産地スリランカの紅茶ブランドです。
高品質のお茶を鮮度の良いまま製品化できるのは原産地だからこそ。
美味しさはもちろん、パッケージもとても可愛い!
自分用だけでなく贈り物にもピッタリです。
実店舗がなく、百貨店の催事などでないとなかなか目にできないので、素敵なプレゼントになりますよ。

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公爵夫人の50のお茶レシピ 13話

茶器専門店に入店し『本物の茶器』を見て喜ぶクロエに、アルフォンスは公爵邸にあるコーヒーカップとは異なるのかを尋ねる。

ティーカップとコーヒーカップの違いや、飲むお茶によっても使用する道具が違って…と、お茶マニアクロエの話は止まらない。

彼女をストップさせたのは、クロエがお茶の話をする時には瞳がキラキラと輝いている、とアルフォンスが思わず口に出してしまった言葉だった。

つい話し過ぎてしまったと内心反省するクロエと、彼女のように熱中できる”何か”が存在しない自分に少し気分が落ち込んでしまうアルフォンス。

それぞれの世界に入った二人を現実に呼び戻したのは店主の咳払いだった。

店内を見回しながらどのような茶器を買おうか思いを馳せるクロエに、気に入ったかと尋ねるアルフォンス。

素敵な場所に連れてきてくれたことに笑顔でお礼を言うと、購入する物を決めないうちにアルフォンスは店主を呼び止めてしまう。

「この店にあるもの全てください」

帰りの馬車の中で、茶器を買えばクロエの輝かんばかりの笑顔を見られるものだと思っていたアルフォンスは、予想とは異なり茫然としているクロエの様子を内心不思議に思いながら、嬉しくないのかと彼女に問う。

クロエは慌ててとても嬉しいと答え、公爵邸での置き場所の心配をしていたこと、さらには日本で会社員として生活していた楓の金銭感覚で財政的に厳しかったのではないかとも言ってしまった。

アルフォンスは自分の能力を疑われることが何よりも嫌いなのだったと思い出し、クロエは顔面蒼白で口を両手で覆ってしまうほど慌ててしまう。

クロエの言葉に反応したアルフォンスは、しかし以前お茶を買ってほしいと言った時のような冷たさは見せず「陶器の一つや二つ、公爵家の財政にはなんの影響もない」とドヤ顔で言い放ったのだった。

それどころかお茶用の倉庫を増築し、クロエの懸念材料であった保管場所をも作ってしまおうと言いだす彼に小市民クロエは内心絶叫である。

しかしながらアルフォンスに意見すれば機嫌を損ねるであろうことは、あまりにも想像に容易い。

クロエは沈黙することを選び取った。

数日の内に着工し、アルフォンスの宣言通り完成した倉庫の中でクロエは『温』から輸入した茶器が流行していない原因を考える。

『温』の茶器には取っ手が無く、デザインも異国情緒溢れるものになっているのが原因の一つではないか、と。

邸宅内を歩きながらティーカップを流行らせるためのデザインなどを考えているとキエルから声がかけられた。

なんと彼は、クロエに社交パーティーを開催してみてはどうかと提案してきたのだ。

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13話 お茶マニアの感想・解説

今回はコメディ要素が多く含まれたお話でした。

アルフォンスのドヤ顔、彼に意見することを諦めたクロエの表情…。

文字では伝えることの出来ないシーンですので、ぜひ漫画でご覧いただければと思います。

さて、今回はアルフォンスの心の闇の部分にほんの少しだけ触れていたように思えます。

お茶の話をすると表情が生き生きとし瞳が輝くクロエと、そんな彼女を見て自分には何も情熱を注げるものが無いと感じてしまうアルフォンス。

彼の思考がどっぷりと闇に浸かってしまう前に場の雰囲気を壊した店主はナイスプレーです。

アルフォンスに穏やかな時間をもたらす一方で、彼の自覚していなかった(あるいは目を背けていた)であろう闇の部分を浮き彫りにしたクロエ。

良くも悪くも影響を与える人物となっているようです。

クロエが住んでいる帝国で『温』から輸入した茶器が流行していない理由を考察していますね。

デザインなどの戦略面まで考えていますので、いずれは自分でティーカップをプロデュースしてしまうんでしょう。

バーテンベルク・ティーウェア…響きは悪くないな。

食器は特産品となり得ますので、上手くいけばバーテンベルク領地の経済を潤す存在となれるでしょう。

そしてお茶会を開くことになってしまいそうな雰囲気ですね。

貴族の女性にとって社交は仕事ですから、いつかは通らなければいけない道とは言え…

元のクロエは一年間お茶会から離れており、楓がやってきてまだ日が浅いのに、キエルはスパルタですね…

ティーカップと湯呑みの違い なぜ取っ手があるの?

ティーカップには取っ手があり、湯呑みには取っ手がありません。

どちらもお茶を飲む器なのに、なぜ違いが出来てしまったのでしょう?

お茶は元々中国発祥の文化です。

お茶の葉がヨーロッパに輸入され、貴族の間で流行するようになりました。

その際に茶器も一緒に輸入されています。

実は最初の頃はヨーロッパでも中国で使われていた取っ手の付いてない湯呑みのような茶器が使用されていたんです。

では、なぜ取っ手が付くようになったのでしょう?

その答えは『温度』にあります。

お茶の温度の違いが器の違いを生んだ

正しい(美味しい)紅茶の淹れ方でも解説していますが、紅茶を淹れる際にはお湯の温度が非常に大切です。

しっかりと沸騰したお湯を使わないと茶葉が開ききらず、紅茶の良い部分を全く引き出せない不味いお茶が出来上がってしまいます。

香りを引き立たせるためにティーポットやカップといった茶器も予め温めておく必要がありますので、ちゃんと淹れられた紅茶は提供された時でも熱いままです。

そしてお茶が熱ければティーカップも熱くなりますよね。

一方で日本で好まれている緑茶は熱湯で淹れると渋みやエグみが出てしまい、美味しい緑茶にはなりません。

そのため、沸騰してから一旦冷まし、70~80度くらいのお湯で淹れるのが美味しい緑茶のコツになっています。

急須に入れる前に冷まし、急須に淹れて熱が取られ、湯呑みに淹れても熱が取られて飲み頃になるのが緑茶の特徴です。

そのため湯呑みが熱くなりにくく、手で持つことが出来る温度になるんですね。

砂糖の流通も取っ手が付いた要因だった

砂糖が流通すると貴族の間で紅茶に砂糖を入れることが流行になりました。

当時の砂糖は今のようなサラサラとしたものではなく、角砂糖のようなブロック状のものだったそうです。

紅茶に入れてもなかなか溶けず、ティースプーンでしっかりと混ぜて溶かす必要があったそうです。

砂糖が溶けるまで熱いティーカップをずっと握っていたら…?

火傷しちゃいますし、なにより扱いにくいですよね。

そういった実用面から、ティーカップには取っ手が付くようになったそうですよ。

形を変えてより機能的になり、デザインもどんどん美しい物になって貴族の女性を魅了するようになりました。

中国で生れた茶器はヨーロッパで独特の進化を遂げたんですね。

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これだけは知っておいて欲しい!器にまつわる紅茶のマナー

日本でカフェに行ったり、友人と飲む分には紅茶のマナーは全く気にしなくて良いと私は思っています。

堅苦しくしてたらせっかくの美味しいお茶の味が分からなくなっちゃいますから。

ただし、ヨーロッパ旅行をする時や、目上の方とホテルなどで食事をする時などは知っておくと損しないマナーがあります。

ティーカップは両手で持たない

どうかこれだけは…

特に紅茶文化が発展している国ではティーカップを両手で持たないよう注意してください。

日本においては湯呑みを両手で持つことは丁寧で美しい所作とされていますし、マグカップを両手で持つ女性は可愛らしいと私も思っています。

しかしながら、ティーカップでこれをやってしまうと…?

「このお茶、冷たくて両手で持てちゃうんだけど?」

…という意思表示になってしまうのです。

紅茶は熱い状態で提供するのが鉄則。

街中のカフェならいざしらず、お客様を招待した時や、ホテルなどのしっかりした場所で冷めた紅茶を出すことは恥になってしまうのです。

相手がこのマナーを知らなければ問題ないのですが、知っていたら笑顔で話しながら態度で文句言ってくる陰湿な奴認定されてしまうかもしれません…。

旅行の際やちょっと格式の高いレストランに行くときに「そういえば…」と思い出してもらえたら幸いです。

もっと紅茶に関する漫画を読みたい方には『紅茶王子』が断然おすすめ!

紅茶を心から愛する女の子が主人公の学園ファンタジーで、ラブコメ要素もあるので読んでて元気が出てきます。

そしてなんと『紅茶王子』では美味しい紅茶の淹れ方やアレンジティーのレシピも紹介されています!

紅茶が大好きな人はもちろん、紅茶のことを知りたい方、学園もののマンガが好きな方も楽しめる作品です。

完結済の作品ですので続きの更新を待たずに一気読みできちゃいます!

『公爵夫人の50のお茶レシピ』

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