『公爵夫人の50のお茶レシピ』14~15話 あらすじネタバレ

マンガ

『ピッコマ』にて配信中の『公爵夫人の50のお茶レシピ』のあらすじネタバレです。

「待てば0円」で公開されている部分のみネタバレしております。

最新話は『ピッコマ』公式サイトにてご覧ください。

 

登場人物の心理などは過去に配信されている話から推測し、記述している場合があります。

情景描写などにも個人的な主観が混ざっているため、漫画とは表現が異なる部分もあると思います。

私個人の感想も含んだ内容となっておりますので、詳細なストーリーは『ピッコマ』公式サイトでご確認いただくようお願いいたします。

『公爵夫人の50のお茶レシピ』

各話の詳細なあらすじ・ネタバレは以下のリンクよりどうぞ。

1~5話&登場人物紹介
6・7話8・9話10・11話12・13話14・15話
16・17話18・19話20・21話22・23話24・25話
26・27話28・29話30・31話32・33話

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公爵夫人の50のお茶レシピ 14話

キエルはクロエに社交パーティーを開催してはどうかと提案してきた。

貴族の女性にとって社交は義務とも言えるものだが、クロエが最後に社交パーティーを開催したのは一年も前のことだ。

つい先日、茶器を揃えたのも良いタイミングなのかもしれないと、クロエは社交パーティーを開催することを決意した。

お茶会の企画・決定する作業は貴族女性の仕事であり、かつての気弱なクロエならば難しかっただろう。

しかし、今のクロエには日本の企業で就労経験があり、自分の業務ではないワークショップやレクリエーションの企画・運営まで任されていた楓の記憶がある。

楽勝とまではいかなくともお茶会の準備は着々と進んでいた。

一年前のお茶会の大失敗の経験から、キエルは企画書は必ず自分に見せるようにクロエに念押ししていたが、企画書の完成度の高さに絶句していた。

とてもクロエが作成した物とは思えず、別人ではないかと疑ってしまうほど企画書は完璧で、思わず自分がクロエから引き継いだ予算管理権を返したいほどだと言った。

予算の管理とは公爵夫人の権威を保つために非常に重要な仕事であるが、仕事が出来ないクロエに代わり、現在はキエルが予算を管理している。

クロエが使用人達から軽んじられている原因の一つだった。

予算管理権を返して欲しいと言ったクロエに対し、血の気が引いたキエルは話をうやむやし、おお茶会の話題に戻る。

このまま進めて大丈夫だとクロエに言うキエルの姿を使用人が見ていることには気づかなかった。

公爵家の主要勢力の一つである執事がクロエに対して好意的であるという話は驚きと共に使用人達の間に広がっていく。

その後も準備が着々と進められる中で、かつてのクロエとは思えない仕事ぶりを目の当たりにする使用人達は増えていくも、クロエを見下す使用人達の態度は残念ながら変わらなかった。

お茶会の準備でずっと忙しくしていたクロエはエリーとティータイムを過ごすことにする。

クロエが用意したものの中に牛乳があることを見て不思議に思うエリーは、紅茶に入れるために用意したのだと聞いて驚きのあまり思わず大声を出してしまった。

紅茶にミルクを入れるなど考えられないことだったのだろう。

未知の物に対する恐れを抱きつつも、今日のお茶であるキャラメルショコラフレーバーティーから香る甘い香りに抗えないエリー。

温かくて甘いミルクティーはエリーにとって初めての味だったが、クロエのことを魔法使いのようだと表現するあたり、よほどお気に召したらしい。

久しぶりのミルクティーを飲みながら、クロエはアルフォンスにも作ってあげたいと考えていた。

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14話 紅茶マニアの感想・解説

クロエの目指す「普通の公爵夫人」への第一歩であるお茶会の開催を持ちかけられました。

日本の企業で働いていた楓ならイベントの企画・準備・運営は大丈夫でしょう。

これまで仕事できなかった奥様が突然バリバリできちゃうもんだから、キエルはもちろん他の使用人達もビックリですね。

少しずつクロエのことが受け入れられて欲しいものです。

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フレーバーティーとは?どんなお茶なの?

フレーバーティー(flavoured tea)とは「着香茶」とも呼ばれ、香りを付けたお茶のことを言います。

『公爵夫人の50のお茶レシピ』では9話10話に『ラプサンスーチョン』が登場していますが、あのお茶は燻製で香り付けした『世界最古のフレーバーティー』と言われています。

11話ではクロエがジェイコブ達に「花やフルーツ、レッドベルベットケーキの香りのお茶もある」と話しますが、本当にフレーバーティーの香りは種類が多いです。

多くの方に知られているフレーバーティーとしてはリンゴの香りのアップルティー、ベルガモットで香り付けしたアールグレイなどが有名かと思います。

また、紅茶ではなく緑茶に香り付けしたものではジャスミンティーも有名ですね。

フランスの紅茶メーカーの『マリア―ジュ・フレール』や日本の紅茶メーカーの『ルピシア』という紅茶ブランドがフレーバーティーに力を入れているブランドとして有名です。

そんなフレーバーティーですが、どのようにして作られているのでしょうか?

実はいくつかの製造方法があるのですが、すべてまとめて『フレーバーティー』と呼ばれています。

センティッドティー

古来より作られていたのが『センティッドティー』です。

茶葉のそばに花や果物の果皮などを置き、香りを茶葉に吸収させて作ったお茶のことを指します。

クロエの紹介したピーチ烏龍はこちらの方法で作られたそうですね。

代表的なお茶としてはジャスミンティーがあります。

茶葉に香りを吸収させて作っていますので、後に紹介するフレーバーティーと比べると香りは控えめです。

その分、お茶本来の香りや味も楽しむことができます。

ブレンドティー

茶葉に花弁や果物の果皮などを混ぜ込んだお茶です。

お茶を淹れる際に混ぜた物も一緒に抽出しますので、香りだけではなく味にも変化が付けられるのが特徴です。

混ぜる物によっては茶葉の色とのコントラストが美しく、目で楽しむこともできます。

最近ではハーブを混ぜた物や、砂糖菓子を混ぜた物も販売されていますね。

代表的な茶葉にローズティーがあります。

フレーバーティー

『フレーバーティー』とは、香料を茶葉に噴霧するなどの方法で着香したお茶のことを指します。

アップルティーや一般に流通しているアールグレイ、恐らくはクロエが作中で使ったキャラメルショコラティーもこちらのタイプです。

香り付けには天然の精油だけでなく合成香料も使用しますので、膨大な種類のフレーバーティーを作ることが可能です。

他の製造方法とは異なり、茶葉を抽出しても香りが強いのが特徴です。

そのぶんお茶本来の香りは弱い…というより、ほとんどしない傾向にあります。

『カレルチャペック』は日本の紅茶ブランドです。

フレーバーティーの種類が多く、フルーツや花の香りのお茶はもちろん、甘いデザート系の茶葉も多数取り扱っています。

カレルチャペックの茶葉はフレーバーティーでありながら茶葉自体の品質も比較的良い物ので、美味しいフレーバーティーを探している方におすすめなブランドとなっています。

ティーバッグは個包装されていますから香りが他に移ったり、品質の劣化の心配も少ないのが特徴です。

パッケージも温かみのある可愛いデザインですのでプレゼントにもおすすめです。

フレーバーティーに関する作中の疑問

これほどまでにフレーバーティーが普及したのは、技術の進歩により香料が多様化したためだと言われています。

1960年代に合成香料が発展し、それまでは存在しなかった様々な香りを再現できるようになり、いつしかお茶にも広がっていったそうです。

それ以前は天然精油などを使用したフレーバーティーや、花びらや果皮で香り付けしたセンティッドティーやブレンドティーがメインでした。

さて、合成香料の技術が発展した1960年代の日本と言えば高度経済成長期にあたります。

3Cと呼ばれる「カラーテレビ・クーラー・カー」が一般家庭にも普及し、アニメ『鉄腕アトム』が放送される時代です。

当然ながらヨーロッパにも自動車は普及していますし、飛行機だってありました。

一方『公爵夫人の50のお茶レシピ』は中世ヨーロッパ風の世界をモデルとし、移動は馬車、お湯は竃で沸かしています。

そんな中で突如として現れた恐らくは合成香料を使用したであろうキャラメルショコラのフレーバーティー…。

時代的に少々違和感を感じるのを否定できません。

実はチョコとキャラメルを茶葉と一緒に抽出したのか…あるいは香料の文化だけが非常に発展しているのか…。

クロエのいる世界の情報がもっと知りたいところですね。

『公爵夫人の50のお茶レシピ』と一緒に美味しいお茶はいかがですか?
『バシラーティー』はお茶の名産地スリランカの紅茶ブランドです。
高品質のお茶を鮮度の良いまま製品化できるのは原産地だからこそ。
美味しさはもちろん、パッケージもとても可愛い!
自分用だけでなく贈り物にもピッタリです。
実店舗がなく、百貨店の催事などでないとなかなか目にできないので、素敵なプレゼントになりますよ。

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公爵夫人の50のお茶レシピ 15話

クロエが準備を重ねてきたお茶会の日は晴天に恵まれた。

招待客の中には先日お茶会に招待してくれたベラトーナ侯爵令嬢もおり、”乾燥させた葉っぱを煮出した水を飲むクロエ”に対する嫌味節は健在である。

クロエにとっての勝負のお茶会が始まった。

本日の茶器『青花白磁』の紹介をし、産地である東洋の独特な美しさと、自然に対する哲学の姿勢を招待客達に話す。

『青花白磁』が気に入り、欲しくなったと話すご婦人がいる中で、ベラドーナ侯爵令嬢は「東洋の民族は床に座って生活し、さらには床で寝る未開の野蛮人」と評する。

クロエはこの言葉に感情を乱すわけではなく、東洋の民族は独創的で奥妙な文化を構築していると語り、お茶の用意をすることにした。

この日クロエが選んだのはミルキーウーロン(金萱茶/きんせんちゃ)。

着香していない茶葉なのにミルクの香りがする不思議なお茶に、ご婦人達は興味津々でありながら誰も手を付けようとしない。

やはり「平民の飲む乾燥させた植物を煮出した水」に対する貴族女性の拒否感は強いのだろう。

その中でただ一人、お茶を口にする女性が現れた。

彼女はお茶を飲むと優雅な笑顔で美味しいと言ってくれたのだ。

その言葉を皮切りにお茶を飲みだすご婦人達。

皆が好意的な感想を抱くのに対し、ベラドーナ侯爵令嬢は未だにお茶に手を出さず、お茶からミルクの香りがするなど有り得ない、こっそりミルクを入れたに違いないと、テーブルを強く叩いて立ち上がった。

これに反論したのはクロエではなく招待客のご婦人達だった。

ミルクを入れれば白く濁ってしまうし、このお茶のようなすっきりとした味わいにはならないとクロエを擁護してくれたのだ。

この国の貴族女性はお茶を『野蛮な国の人間の飲み物』と考えているので、普通に出しても口にしてもらえないことは想定済みだった。

そのような相手にお茶を飲んでもらうためには拒否感を持たれない事と、思わず飲んでみたくなるような好奇心を刺激するインパクトのあるお茶が必要だった。

クロエの狙い通り、お茶なのにミルクの香りがするミルキーウーロンは、見事貴族女性達に受け入れられたのである。

未だにお茶に手を付けようともしないベラドーナ侯爵令嬢に対し、クロエは話しかける。

ベラドーナ侯爵令嬢に苦くて渋いお茶を飲ませたラファエロ子爵に、正しく淹れたお茶がどのような味なのか、令嬢からよく説明してもらえたら嬉しい、と。

クロエの言葉を聞いたご婦人達は思わず吹き出し、笑ってしまう。

ベラドーナ侯爵令嬢はこれまで散々バカにしてきたクロエが主催するお茶会で恥をかくこととなった。

クロエが入念に準備したお茶会は大成功となったのだ。

お茶会が終了してから日を空けて、部屋でくつろぐクロエの元に一通の手紙が届いた。

白い封筒に蝋封のされた手紙の中身を読み、クロエは思わず感嘆の声を上げたのだった。

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15話 紅茶マニアの感想・解説

クロエが気合を入れて準備してきたお茶会が開かれました。

『お茶会』とは名ばかりの『コーヒー会』に招待してくれたベラドーナ侯爵令嬢も出席してくれましたね。

嫌味を言われたし手土産はコーヒーでしたが。

他の出席者が茶器に興味を示しているところに水を差すような発言もありましたし、彼女はなぜこれほどまでにクロエを敵視するのでしょう?

彼女主催のコーヒー会で、今のクロエはバカにされたらやり返す人物になったと認識を改めたと思ったのですが…

とりあえず、クロエをバカにしてきたベラドーナ侯爵令嬢は、自分だけでなく親戚のラファエロ子爵の知識不足が明らかになり、他の婦人達から笑われることとなりましたので、クロエの気持ちが少し分かったことでしょう。

彼女が今後出てくるかは不明ですから、心を入れ替えるのか弱い者を見つけてイジメを続けるのか、見届けることが出来ないかもしれないのは少し残念。

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金萱茶とは?どんなお茶なの?

クロエが選んだ勝負のお茶。

作中ではミルキーウーロンと紹介されていますが、金萱茶(きんせんちゃ)は実在するお茶です。

スーパーなどではお目にかかることは滅多になく、お茶専門店でないとなかなか取り扱いがありませんから、初めて名前を知った方の方が多いと思います。

金萱茶とは、台湾で作られるお茶の一種です。

実は台湾はお茶の名産地でして、様々なお茶が生産されているんですよ。

あの有名な『凍頂烏龍茶』も、人によっては聞いたことがあるかもしれない『東方美人』も台湾のお茶です。

そして金萱茶も前述の二種と同じく『台湾の烏龍茶』に属します。

一般的に知られている烏龍茶といえばペットボトルに入ったサントリーの烏龍茶でしょう。

サントリーの烏龍茶の水色は茶色く、香ばしく深みのある味をしていますよね。

台湾で作られる烏龍茶は印象が全く異なり、緑茶よりも淡い緑色っぽい水色と華やかな香り、そして優しい甘さを楽しむ事ができます。

茶葉も緑色のコロンとした丸い形で非常に可愛らしいんですよ。

金萱茶で特徴的なのは、何といっても香りです。

作中でご婦人達が驚いていたように本当にミルクのような香りがするんですよ。

初めて飲んだ時は私も予備知識なしだったので、実に驚きました。

自分の鼻がおかしくなったか、淹れ方を間違えたかと真剣に思いました。

あの時の衝撃は何年経っても思い出せるほどです…。

お茶が好きな方には、ぜひ一度試していただき、そして衝撃を味わって欲しいお茶の一つです。

もっと紅茶に関する漫画を読みたい方には『紅茶王子』が断然おすすめ!

紅茶を心から愛する女の子が主人公の学園ファンタジーで、ラブコメ要素もあるので読んでて元気が出てきます。

そしてなんと『紅茶王子』では美味しい紅茶の淹れ方やアレンジティーのレシピも紹介されています!

紅茶が大好きな人はもちろん、紅茶のことを知りたい方、学園もののマンガが好きな方も楽しめる作品です。

完結済の作品ですので続きの更新を待たずに一気読みできちゃいます!

『公爵夫人の50のお茶レシピ』

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