『公爵夫人の50のお茶レシピ』34・35話 あらすじネタバレ

公爵夫人の50のお茶レシピマンガ

『ピッコマ』にて配信中の『公爵夫人の50のお茶レシピ』のあらすじネタバレです。

「待てば0円」で公開されている部分のみネタバレしております。

最新話は『ピッコマ』公式サイトにてご覧ください。

 

登場人物の心理などは過去に配信されている話から推測し、記述している場合があります。

情景描写などにも個人的な主観が混ざっているため、漫画とは表現が異なる部分もあると思います。

私個人の感想も含んだ内容となっておりますので、詳細なストーリーは『ピッコマ』公式サイトでご確認いただくようお願いいたします。

『公爵夫人の50のお茶レシピ』

各話の詳細なあらすじ・ネタバレは以下のリンクよりどうぞ。

1~5話&登場人物紹介
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公爵夫人の50のお茶レシピ 34話

ミルクティーの販売を提案されたクロエは驚きつつも、検討することをアルフォンスに告げた。

ティールームのお披露目を終えて一人お茶を飲むクロエの元に、突如として連絡のない来客が訪れる。

逆光を背負いながら自分にもお茶を一杯淹れて欲しいと言い放ったその人物は帝国の第一皇子『アーサー・カノサール・ウラディミール』だ。

酒と女に溺れ、講義の時間にも遅刻するなどの態度から、第一皇子でありながら皇太子の称号を得られずにいるダメ皇子である。

クロエは数年前に皇子に告白するも鼻で笑われあしらわれただけでなく、後日クロエの告白が貴族達に知れ渡ることとなっており、顔を合わせるのは気まずい相手であった。

アルフォンスがその場に現れるも非常に表情が硬いことから、皇子を警戒しているのは明らかだ。

もっともクロエにはアルフォンスが皇子を警戒する理由が見当もついていない様子だった。

お茶を飲みたいと言う皇子とアルフォンスの言葉に異を唱えることはできず、クロエは2人のためにお茶を用意することにした。

クロエが用意したお茶は『エン・ベルチェ』ーー楓の世界で『アールグレイ(グレイ伯爵)』と呼ばれ、広く親しまれていたお茶である。

『アールグレイ』の名前の由来は、お茶の産地に旅行に行ったグレイ伯爵が現地の子供を助けた時にお礼として茶葉を贈られ、以来グレイ伯爵の名が付けられ広まっていったのだと説明する。

クロエはアールグレイの茶葉にマリーゴールドの花びらをブレンドしていた。

アールグレイのベルガモットの香りが香水や化粧品の香りに似ているから飲みにくいかもしれないと考えてブレンドしたと話すが、皇子は自分の金色の瞳の色に合わせてブレンドしたのだと、アルフォンスは自分の髪の色に合わせてブレンドしたのだと、勝手に都合良く解釈する。

前々からこのお茶のブレンドを考えており『アールグレイ・フラワー』と名付けようと考えていたクロエの思いなど当然ながら二人は知るよしもなく、波乱のお茶会は過ぎていく。

皇子は帰り際にクロエの手を遠慮なしに掴みながら彼女のことを見直したと言い、さらには自分の言葉にクロエが喜ぶことが当然かのように言い放つ。

クロエと皇子の間にアルフォンスは割って入り、クロエは自分の妻であると言いながら彼女を背にかばったのだった。

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34話 紅茶マニアの感想・解説

謎に包まれていた帝国の王族が出て来ました。

アーサー・カノサール・ウラディミールは赤い髪の毛に金色の瞳です。

金髪に赤い瞳のアルフォンスとは対照的な色合いの人物ですね。

酒と女に溺れて第一皇子なのに皇太子になれない人物…。

クロエやアルフォンスと近い年代のはずですので、その年齢になっても皇太子になれないなんて…。

クロエの告白が貴族に知れ渡ったのが彼の口が軽いせいかは定かではありませんが、可能性は0ではありません。

自分の瞳の色に合わせて紅茶をブレンドしたのだと勝手に解釈し、さらには自分に見直されることをクロエが喜んで当然だと思い込む…かなり自信のある人物のようです。

アルフォンスが警戒するのも当然ですね。

今の彼はクロエのことを人として・妻として認めており、恋愛感情も抱いているように見えますから。

以前のアルフォンスだったら第一皇子に腕を掴まれて嫌そうな素振りを一瞬見せるクロエをすぐさま背に庇うことはしなかったんじゃないかな。

物語序盤のクロエに冷たいアルフォンスはもういません。

クロエは自分の力でアルフォンスの信頼と愛情を得ることが出来たのですから、本当にすごい事だと思います。

アーサーの話に戻りますが、帝国の第一皇子である彼にとっても、お茶は野蛮人の飲み物と認識されていたと思っています。

それでも敢えてクロエにお茶を要求したのですから、好奇心の強い人なのでしょうか。

それともアルフォンスが変わったことを目の当たりにし、クロエに関心が湧いたのでしょうか。

彼がどこからクロエのお茶の噂を聞きつけたのかは現時点では分かりませんが、波乱の予感です。

クロエのお店の経営に支障が出ないと良いですね…。

アールグレイとはどんなお茶?

クロエが作中で振舞ったアールグレイは日本でも「紅茶といえばアールグレイ」と言えるほど有名ですね。

そんなアールグレイですが、紅茶のフレーバーティーの一種です。

柑橘のフルーツであるベルガモットの精油や香料で香りづけした茶葉を「アールグレイ」と呼びます。

日本人に最も身近な紅茶アールグレイを解説しています。

ロンネフェルト ゴールデンアールグレイ

ベースの茶葉にダージリンを使用したアールグレイ。

一般的にイメージされているアールグレイより水色が薄く出ます。

ロンネフェルトの紅茶だけあって大変良い香りです。

AHMAD TEA ( アーマッドティー )  デカフェ アールグレイ

有名なアーマッドティーのアールグレイ。

特殊な製法で茶葉からカフェインを除去しています。

寝る前に紅茶を飲みたい方、カフェインの胃への刺激が気になる方におすすめ。

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公爵夫人の50のお茶レシピ 35話

クロエとアルフォンスを好きに引っ搔き回し、アーサー皇子は帰っていった。

二人きりになってクロエが気まずさを感じている一方、アルフォンスはクロエが皇子と内縁の関係になってしまわないかと不安を抱く。

アルフォンスはクロエに良き妻となってくれたことに感謝を述べ、エメラルドのネックレスとイヤリングを贈る。

だがクロエは物質的な褒美のために妻になったのではないと受け取ることを拒否し、より「人間的な贈り物」が欲しいと言った。

「人間的な贈り物」に検討が付かないアルフォンスのためにクロエは一例として「優しく思いやりに溢れた笑顔」をあげたが、アルフォンスは暗い表情になってしまった。

アルフォンスとの距離が近づいたように見えたのは自分の誤解だったのかと考えたクロエは、しばらく彼とは事務的に接することにした。

ジョージ・ワルトバール・メルセデス・ウラディミール皇帝陛下主催のお茶会の場にクロエとアルフォンスは揃って出席していた。

夫人たちの趣味の話題になり、アルフォンスはクロエの趣味がお茶であると自信を持って告げる。

お茶は帝国人にとっては野蛮人の飲み物であるので誰もが驚くが、クロエのお茶を飲めば認識が変わると豪語するアルフォンスの眼力や、知人がクロエのお茶を絶賛していたと言う出席者の夫人の話、さらにはアーサー皇子もお茶を褒めたことから皇帝陛下も興味を持ち、その場でクロエがお茶を淹れる流れとなる。

クロエが淹れたのは普段から持ち歩いている「鉄観音(てっかんのん)」。

鉄観音は温のお茶なので茶器も温のものを用意したが、皇帝陛下の目には興味深く映ったようだ。

茶葉を加工しただけで他の香りは添付していないのに蘭の花のような香りのする鉄観音に皇帝陛下をはじめ、出席者達も驚いたようだ。

突然の出来事ではあったが、クロエは難所を乗り切り、お茶の奥深さを印象付けることに成功したと言える。

バーテンベルク邸に到着し、馬車から降りるのに手を貸してくれたアルフォンスにクロエは不意にときめく。

胸の高鳴りを抑えようと自分に内心言い聞かせるているクロエを、アルフォンスは背後から抱きしめたのだった。

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35話 紅茶マニアの感想・解説

アーサー皇子が城へ帰ったのにちょっと気まずい二人。

元々口数の少ないアルフォンスの内心をクロエが知る由もありませんので、まさか彼がクロエとアーサー皇子の関係の進展を心配しているなんて思いもしないでしょう。

メイソン夫人が愛情を持って接してくれていはいたけれど、父ルートヴィヒは虐待と言える厳しさで躾をしていましたので、どのように親愛を表現したら良いのかアルフォンスが分からないのも納得できます。

彼なりにクロエへの感謝と愛を込めてアクセサリーを贈ったのに、それを突っぱねられてしまったのですからショックでしょうね…。

クロエの瞳の色はエメラルドグリーンですから、ちゃんと彼女のことを考えて贈ってくれたのに。

ついでに言うとアーサー皇子の突撃にあったこの日のドレスも皇帝陛下のお茶会の日のドレスもエメラルドグリーン。

おまけに、この「公爵夫人の50のお茶レシピ」の扉絵でもクロエが来ているドレスもエメラルドグリーンで、がっつりクロエのイメージカラーなのに。

だというのに返した挙句に彼が最も苦手とする感情表現を要求しては…

さすがにアルフォンスが可哀そ過ぎる…

メイソン夫人の話からどれ程時間が経過しているのかはわかりませんが、クロエはアルフォンスとの関係改善を急ぎ過ぎている気がします。

楓が転移するまでの一年の夫婦生活でろくに会話をしたこともなく、政略結婚とは言え妻への気遣いすら無かったことを考えれば、これほどまでの関係改善は快挙と言えるでしょうに…。

もっとも読者は神・観客の視点で物語を見れているのでこのような感想を抱くのかもしれませんので、いざ自分が当事者になったら?

ひょっとしたらクロエのような行動を取ってしまうのかもわかりませんが…。

だが出来ればクロエはアルフォンスに対し難しすぎる要求をするのは止めてあげてほしい…

読んでて心が痛い…

ジョージ・ワルトバール・メルセデス・ウラディミール皇帝陛下は髪も髭も既に白いですが非常に渋いおじいちゃんです。

若い頃は結構な武人だったんじゃないかと思わせる厳つさがあるけど、お茶会中は常に笑顔。

息子のアーサーと揃って登場したけど、この二人だけちょっとした違和感を感じました。

クロエ、アルフォンス、その他の登場人物は騎士のジェイコブ達を含めて皆肌の色が白っぽい。

一方の皇帝陛下とアーサー皇子は浅黒い?小麦色?少し濃い色の肌。

日サロ通ってるのかな?という感じでして、ちょっと印象に残る。

何かの伏線だったり…は考えすぎでしょうね。

アルフォンスがクロエを大好きだということがお茶会で読者には伝わってきます。

帝国でのお茶の評判は当然知っているのに、公爵である自分の妻はお茶を嗜んでいると堂々と発言するアルフォンス。

気を使って独特な好み…遠回しに変人だという他家の公爵に、クロエのお茶を飲めば考えは変わると威圧するアルフォンス。

皇帝陛下の前でお茶を淹れさせることになってしまい負担をかけたことを帰りの馬車で謝罪する、ちょっと罰の悪そうなアルフォンス。

私の目にはなぜかアルフォンスが大型犬に見えてきているんです…

そんな大型犬アルフォンスですが、キエルの出迎えがあるにも関わらず、玄関前で後ろからクロエを抱きしめちゃうなんて…。

大胆なことをしていますが、いかんせん平常運転の無表情ですから。

「そこにバナナの皮が落ちているので気を付けてください。」とかのどうしようもない発言が出てこないか心配である。

次回が楽しみです。

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鉄観音とはどんなお茶?

鉄観音とは中国の福建省を原産国とするお茶の品種です。

台湾でも栽培されていますので、台湾産の鉄観音も存在します。

中国産のものを安渓(あんけい)鉄観音、台湾産のものを木柵(もくさく)鉄観音と呼び区別しているようですね。

二か国で生産されている鉄観音ですが、お茶の分類としてはウーロン茶に分類されます。

より詳しく分類すると「青茶」と呼ばれる半発酵のお茶です。

ちなみに紅茶は「完全発酵茶」と呼ばれています。

お茶を「発酵」させると言うけどお茶の葉は腐っているの?

納豆・醤油・味噌など、日本人にとって馴染み深い食品には「発酵食品」が多いですね。

私たちが普段食べている発酵食品の製造過程には「酵母菌」が関わっています。

酵母菌の働きによって食品が発酵し、熟成されますので、納豆の消費期限がちょっとすぎちゃっても「元々腐ってるような物だし大丈夫」と言ったりしますよね。(我が家だけかな?)

「じゃあ発酵させて作る紅茶やウーロン茶も実は腐っているのね!」と考えがちですが、実はちょっと違うんです。

紅茶やウーロン茶が腐っているわけではないのは、発酵の違いにあります。

食品の発酵は酵母菌の作用による熟成・腐敗ですが、お茶の発酵には酵母菌は関わっていません。

お茶の発酵は「酸化発酵」と呼ばれ、葉に含まれるタンニンどの成分が酸素の力で酸化することを言います。

ですので厳密に言ってしまうと発酵ではありません。

しかし古くから製茶の過程では「発酵」と呼ばれていたので、その言葉が今でも使われているんですね。

以上がお茶は発酵で作られていると言っても腐っているわけではない理由です。

鉄観音を始めとした中国のお茶は淹れ方が変わっている!

「公爵夫人の50のお茶レシピ」の第8話のコラムで美味しい紅茶の淹れ方を解説しています。

紅茶の淹れ方は茶葉にお湯を注ぎ、3分~5分という抽出時間を取っているものが多いですよね。

これに対し、鉄観音を始めとした中国茶は淹れ方が異なります。

1.急須やカップにお湯を注ぎ、茶器が温まったらお湯は捨てる。

2.急須に茶葉を入れ、お湯を注いだら数秒でお湯を捨てる。
  この工程を「洗茶」と言い、茶葉を洗って埃などを落とすことと、以降のお湯で茶葉を開きやすくする目的がある。

3.再び急須にお湯を注ぎ、お茶を抽出する。(二煎目とする)
  茶葉により抽出時間は異なる。

4.三煎目以降は抽出時間を少しずつ伸ばしていく。
  茶葉にもよるが、中国茶は五煎以上飲むことも結構ある。

中国茶の正式な淹れ方を見られる動画を見つけました。

The Chinese Tea Company – Brewing Puer Cha

動画では鉄観音ではなくプーアール茶を使用しているので色が黒に近い茶色ですね。

しかし凄いお高そうな茶葉を使ってますね…

クロエが作中でふるまった鉄観音茶はもっと淡い色で、黄緑に近い琥珀色になります。

もちろん茶葉によっても異なり、より紅茶に近い色合いだったりすることもあるようです。

中国茶を淹れる時には茶器が色々と必要なイメージがありますが、自分だけで飲むのなら代用したり省略したりして淹れることもできます。

私なんかは中国茶用の急須がないから小さい湯呑とお皿で代用してます。

なんならマグカップに茶葉ドボン、お湯バーっで茶漉しすら使わずに飲んじゃう方法もあるとか。

正式な淹れ方でも気楽な淹れ方でも美味しくできるのですから、お茶は面白いですね。

もっと紅茶に関する漫画を読みたい方には『紅茶王子』が断然おすすめ!

紅茶を心から愛する女の子が主人公の学園ファンタジーで、ラブコメ要素もあるので読んでて元気が出てきます。

そしてなんと『紅茶王子』では美味しい紅茶の淹れ方やアレンジティーのレシピも紹介されています!

紅茶が大好きな人はもちろん、紅茶のことを知りたい方、学園もののマンガが好きな方も楽しめる作品です。

完結済の作品ですので続きの更新を待たずに一気読みできちゃいます!

『公爵夫人の50のお茶レシピ』

各話の詳細なあらすじ・ネタバレは以下のリンクよりどうぞ。

1~5話&登場人物紹介
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