『ピッコマ』にて配信中の『公爵夫人の50のお茶レシピ』のあらすじネタバレです。
「待てば0円」で公開されている部分のみネタバレしております。
最新話は『ピッコマ』公式サイトにてご覧ください。
登場人物の心理などは過去に配信されている話から推測し、記述している場合があります。
情景描写などにも個人的な主観が混ざっているため、漫画とは表現が異なる部分もあると思います。
私個人の感想も含んだ内容となっておりますので、詳細なストーリーは『ピッコマ』公式サイトでご確認いただくようお願いいたします。
『公爵夫人の50のお茶レシピ』
各話の詳細なあらすじ・ネタバレは以下のリンクよりどうぞ。
1~5話&登場人物紹介 | ||||
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『公爵夫人の50のお茶レシピ』36話 あらすじネタバレ
クロエを抱きしめたアルフォンスは、自分には人間的な心を伝える方法がわからないが、努力するので待っていて欲しいと伝える。
先日のアクセサリーをプレゼントされた時の事を言っているのだと思い至ったクロエは、彼に対して一言「はい」と返事をしたのだった。
クロエの部屋ではバーテンベルク邸で開かれるパーティーのため、メイドのシェリル姉妹がドレスやメイクの準備をしている。
華やかな装いになったクロエは出来栄えに感動するものの、鏡の中の自分にどことなく違和感を感じている。
パーティーの時間よりもかなり早く到着したポートナム夫人はクロエの姿を見るや否やクロエを馬車の中に押し込み、どこかへ出発したのだった。
馬車の中でポートナム夫人は今のクロエの装いがかつてのアルフォンスの恋人であるダリア侯爵令嬢と全く同じだと言う。
誰が何のためにこのような服装にしたのか分かりかねる、と言うポートナム夫人の言葉を聞きながら、クロエはコリン夫人の顔を思い出したのだった。
ポートナム夫人がクロエを連れてきたのはファッションデザイナー モーガンの店。
彼女はクロエを見るとメガネを光らせて21ヵ月前にダリア侯爵令嬢が流行らせた服装であり既に流行遅れであること、クロエには全く似合っていない色を使っていることを指摘。
モーガンの実力を知ることができたクロエは彼女にドレスとヘアメイクの修正を依頼する。
全てを仕上げるのに最低でも8時間は掛かるというのに、パーティーの開催まで僅か2時間30分ほどしかないのでは、とても自分には出来ないとモーガンは両手を挙げて断る。
ポートナム夫人は彼女の説得を試み、モーガンの実力を示す良い機会になることや、クロエは素材が良いから美しさを少し引き出すだけで良いことを話すと、モーガンは緊張した面持ちで引き受けてくれた。
パーティー会場であるバーテンベルク邸では、時間になっても現れない本日の主役・クロエの陰口が貴族たちの間で交わされていた。
かつて大失敗したお茶会の恐怖が蘇って出てこられないのではないかと面白おかしく話す貴族の表情とは対照的に、陰から会場の様子を見ているコリン夫人の表情は焦りに染まっている。
この時間までには準備は終わって会場に来ているはずなのに、まだ姿を現さないのは何かがおかしいのだ。
コリン夫人の予感は的中し、パーティー会場にアルフォンスにエスコートされてやってきたクロエはダリア侯爵令嬢を真似した装いとは打って変わっていた。
クロエの美しさを引き出すメイクやドレスは男女問わず周囲を魅了し、クロエの美しさに色めきだつ男性陣を見るアルフォンスが不安を抱くほどである。
自分の計画通りに事が運ばなかったことを目の当たりにしたコリン夫人は、クロエが鋭い目線で自分を睨みつけていることに気付く。
計画したのが自分であるとバレたことを悟ったコリン夫人は、急いでその場から逃げ出したのだった。
36話 紅茶マニアの感想・解説
別題:コリン夫人 背水の陣 最後の大勝負
といったところでしょうか。
クロエがかつてのアルフォンスの恋人であったダリア侯爵令嬢のドレス・メイク・ヘアスタイルを全てそのまま来ているのであれば、クロエはもちろんアルフォンスの評判も落ちてしまいますね。
アルフォンスは自分の妻にかつての恋人の恰好をさせるほどダリア侯爵令嬢のことが忘れられない男であると思われる。
クロエは妻でありながらダリア侯爵令嬢を超えることができないことを自分が主役のパーティーで示してしまう。
また、人によってはファッションが重要な貴族社会において、流行が過ぎ去った服装をしているクロエをファッションに無知であると嘲笑するかもしれません。
ダリア侯爵令嬢の装いだと指摘してくれる使用人・貴族の友人がバーテンベルク公爵家にはいないのだということを示してしまうことにも繋がったかもしれませんね。
コリン夫人の企みが成功していれば確かにクロエの評判を落とすことは間違いなかったでしょうが、同時にアルフォンスにも相当な悪評を付けることになる。
公爵家の威信に関わるような結果をもたらすので、成功していたらクビどころでは済まなかったのではないか?と個人的に思っています。
モーガンの手によってトータルコーディネイトされたクロエは非常に綺麗でした。
ポートナム夫人とモーガンは見事にクロエの窮地を救ってくれました。
これでポートナム夫人はクロエの恩人としての地位を確かにし、モーガンは今後クロエのドレス制作の依頼を受けることになりそう。
現代日本のファッション知識のあるクロエですから、公爵夫人の地位もありファッションリーダーとなっていきそうですね。
最後に
アルフォンスと一緒に入場してきたクロエがベルサイユの薔薇にしか見えない。
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公爵夫人の50のお茶レシピ 37話
コリン夫人の逃走は失敗に終わり、アルフォンスの指示により独房に閉じ込められた。
パーティーが終わった後、独房に現れたアルフォンスに対しコリン夫人は許しを請う。
アルフォンスは鬼気迫る表情のコリン夫人に処罰の全権は自分にあることを告げた。
北の森の氷の池のことをマリーに教えたのもコリン夫人であったと屋敷のメイドから話を聞いたクロエが許容範囲を超えた出来事であると判断し、アルフォンスに判断を委ねたのだ。
アルフォンスはコリン夫人に鞭打ち300回の罰を与えたのちに皇立裁判所に引き渡した。
貴族冒涜と殺人未遂の罪により、コリン夫人は絞首刑に処さたという。
一連のコリン夫人の騒動を耳にした使用人たちは自らクロエに謝罪をして罰を受け、侍従長・下女長は予算管理権と人事権をクロエに返還したのだった。
事件が一段落して少し上の空の様子だったクロエをアルフォンスは観劇に誘う。
初めての劇場にはしゃぐクロエを微笑んで見守りながらもアルフォンスはこれからやってくる暇な4時間をどうしたものかと悩んでいた。
演劇の一部が終了し満足げなクロエに対しアルフォンスは死んだ魚の目をしている。
クロエは芸術とは感情を伝えるためにあるのだと考えていると持論を話し、この一回だけ集中して観て欲しいと言う。
集中して観劇するも、やはり何が面白いのか分からないアルフォンス。
そんな彼が唯一面白いと感じたのは主演の男女がキスをしたシーンだった。
クロエを見やれば彼女も赤い顔をしながら自分に目線を向けてくる。
彼女の腰を引き寄せ、キスをすれば当然だがクロエは抗議してきた。
誰にも見られないためのプライベートシートだと言いながら、アルフォンスはクロエの顎に手を添えた。
37話 紅茶マニアの感想・解説
とうとうコリン夫人との因縁の対決(?)に決着が付きました。
氷の池事件はクロエだけではなく侍女達にも危険が及ぶ可能性があったので、殺人未遂というのも納得です。
彼女の死という結末になりましたが、クロエにとって最も危険だった人物とは決別することができました。
予算管理権・人事権も取り戻すことができ、今後は屋敷の使用人達からもバカにされることはないでしょう。
既にアルフォンスとの仲が改善していることは使用人たちの間で話題になっていましたが、今回コリン夫人の処罰をアルフォンスしたことも、二人の仲が良くなっていることを印象付けるのに一役買ってくれたのでしょう。
クロエの望みであった普通の公爵夫人のスタートラインに立つことが出来たことになります。
アルフォンスが観劇に誘ってくれたことは、クロエを気遣ってくれている証明でしたので彼女にとって嬉しいことでした。
当のアルフォンスは観劇に興味がなく、死んだ魚のような目をしていましたが…
ワンシーンだけ興味を示していましたが、なんとも…
アルフォンスがだんだん人間らしくなってきているのは良いことだと思います。
ところで、今回コリン夫人が氷の池事件の首謀者であったと発覚したので、クロエに対する数々の余罪が明らかになったのではないかと考えています。
バークレー食料品店の注文書すり替え事件も彼女の仕業だったと判明したのでは?
屋敷の女夫人であるクロエよりもコリン夫人を選んだマリーはともかく、冤罪で屋敷を追われたジョセフィーヌに補償や救済は一切ないのでしょうか?
あの時のクロエが取るべき行動は、信頼を得始めていたキエルに相談し、事件の調査・真犯人の究明をすることだと思ってました。
厳しい日本企業で働き、他人に様々なことを押し付けられてきた楓だからこそ、大局を見極めクロエに下る判断能力のあるジョセフィーヌが真っ先に自分が疑われるようなことをするのはおかしいと気付いて欲しかった。
確かにジョセフィーヌは侍女でありながらクロエをいじめていたので傍に置きたくない気持ちは理解できますが、無実の罪で裁かれた事がそのままになっているのはジョセフィーヌが可哀想な気がするなぁ。
少しモヤモヤしますね。
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