先日、愛犬を動物病院へ連れて行ったところ、「乳腺腫瘍の可能性が高い」と言われ、急きょ詳しい検査を受けることになりました。
3種類の検査を受けたのですが、その費用はなんと約30,000円!
予想以上の金額に、正直かなり驚いてしまいました。
高齢ゆえのリスクや、今後さらに治療が必要になる可能性を考えると、「犬の医療費ってこんなにかかるんだ…」と現実を実感するきっかけになりました。
今回は、私(の愛犬)が実際に経験した検査内容や費用、この出来事を通して感じたペット保険の必要性についてまとめています。
同じように不安を抱える飼い主さんの参考になれば嬉しいです。
愛犬に乳腺腫瘍の疑いがあり動物病院へ検査に行った
我が家の愛犬について
- カニンヘンダックスフンド
- 9歳のメス
- 7歳の時に不妊手術を受ける
- 不妊手術後から肥満気味
犬の胸にしこりがあることに気付いたのは、2025年11月の下旬でした。
お腹を撫でていたところ、乳首の上部にふくらみがあるのを発見。
「あれ?ニキビかな?お風呂に入れてあげないとな~」なんて思っていました。
しこりが心配で動物病院に相談に行く
その後も犬のお腹を撫でる度に、しこりがあるのが気にかかっていました。
最初にしこりに気付いてから1週間後、とうとう動物病院に相談に行くことを決心します。
先生に見せたところ
「これは乳腺腫瘍でほぼ間違いないですね。不妊手術が遅かった子には発症しやすいんです。」
との診断でした。
腫瘍といえば悪性のものはガンだったよな、と体から血の気が引いていきました。
高齢犬の乳腺腫瘍の摘出手術はリスクが大きい
犬の乳腺腫瘍が良性か悪性かは手術で摘出しないと分からないとのこと。
ただ、我が家の犬は9歳の高齢犬。
加えて2年前に不妊手術をした時の血液検査で腎臓の数値が悪かったことが懸念点でした。
腎臓が悪い子に麻酔を使用すると、経過が悪いと亡くなってしまうこともあるのだそうです…。
腫瘍は取り除いた方が良い、でも手術には大きなリスクが伴う。
手術をすべきか、その場で決めることはできませんでした。
手術に耐える体力があるかを調べる検査をすることに
手術前には各種検査をし、手術をしても大丈夫かを確認することになっています。
家族と相談した結果、手術をするかどうかを検討するため、術前検査を受けることにしました。
検査は空腹の状態で受ける必要があるので、その日は一旦帰宅。
翌日の朝一番に再び動物病院に行くことを決心しました。
動物病院で受けた乳腺腫瘍に関する3つの検査
文字通り朝一番に動物病院に到着し、その日受ける3つの検査の説明を簡単に受けました。
- 血液検査
- レントゲン
- エコー
我が家の犬も病院は好きではないので、動物病院に到着した時から緊張していた様子です。
ごめんね、でも少しでも長く一緒にいたいから受けてほしいんだ。
犬の乳腺腫瘍の手術前の検査①:血液検査
最初に行ったのが血液検査でした。
貧血や出血傾向の有無、肝機能や腎機能のチェックをするために血液検査が必要なのだそうです。
特に我が家の犬は2年前の不妊手術の時にも腎機能の指摘をされているので、手術をするか悩んでいてもこの検査は絶対に必要でした。
採血をしやすいように看護師さんが抱っこしてくれていたんだけど、怖くてブルブル震えていて本当に痛々しかった。
血液検査は外部の機関に依頼するので、結果は後日ということになりました。
犬の乳腺腫瘍の手術前の検査②:レントゲン
2番目の検査はレントゲンでした。
レントゲンでは心臓が肥大していないかや、万が一腫瘍が悪性だった場合に肺や他の臓器への転移がないかを確認するためだそうです。
今回は心肥大や転移はしていないとのことなので、一安心です。
犬の乳腺腫瘍の手術前の検査③:エコー検査
3番目の検査はエコー検査でした。
レントゲンだけではわからないことがあるらしく、エコーでお腹の様子を一緒に見せてもらえました。
各臓器を映しながら、先生が色々と説明してくれます。
ひょっとしたら腎臓に結石があるかもとのことでしたが、それ以外は綺麗な状態とのこと。
乳腺腫瘍と歯石以外はいたって健康なようでした。
動物病院で検査にかかった費用│驚愕の金額を公開
検査時間自体は30分もかかりませんでした。
採血は痛かっただろうと思いますが、全体を通して短時間で終わらせてもらえたと思います。
「早く帰って朝ご飯をあげないとな~」とのんびり考えていました。
しかし、ほっとしたのも束の間。
お会計の時に衝撃の金額を目にすることになるのです…。
犬の検査費用と検査ごと内訳
診療明細書を目にした私は驚きのあまり一瞬時が止まってしまいました。
今回の請求金額 なんと
28,710円!
『ウソでしょ!?ワンコと一緒に泊まれる温泉旅館に行ける金額じゃん…!』
と心の中で思っていました。
『でも人間だって健康保険がなかったら医療費高いよね…
この子に元気でいてもらうためだから…
念ため多めのつもりで3万円握りしめて来たじゃないか…』
と改めて心の中で一人ツッコミを入れつつ、何食わぬ顔で(できてたはず)お支払いしました。
そして浮かぶ「ペット保険入っておけば良かった」という感情…。
ちなみに検査費用の内訳は下の表のようになっていました。
| 診療内容 | 金額(税抜き) |
|---|---|
| 再診料 | 700円 |
| 犬血液検査ベーシック(IDEXX) | 17,900円 |
| X線(2枚) | 5,000円 |
| 超音波 | 2,500円 |

外部の検査機関に依頼している血液検査がメチャ高ですね。
それ以外は、まぁこんなもんだよね、という納得の金額です。
あとやっぱり消費税10%は痛いわ。
動物病院は人間の病院と異なり、金額の設定は各病院の裁量です。
そのため、今回の検査費用より高い・安い病院もあります。
次の来院や手術にも費用がかかる
血液検査は専門の機関で調べてもらうので、今回は結果は出ていません。
当然ながら結果を聞きに行った際の診療費は別途かかってきます。
もしも手術ができる・やってもらうとなった場合は、もちろん更なるお金が必要になります。
先生に手術代は聞けなかったから、なかなかに恐ろしいです…。
血液検査の結果については以下の記事でまとめています。
犬の乳腺腫瘍の手術費用の相場
今回、乳腺腫瘍の手術の費用を聞けなかったので、個人的に調べてみました。
一般的な費用ですが
- 小さなしこりを部分的に切除するだけ⇒5〜10万円前後
- 片側の乳腺をまとめて摘出する場合⇒15〜25万円ほど
- 広範囲の摘出(両側など)⇒25〜30万円ほど
上記の様なケースが多いようでした。
これに麻酔代や入院費、術後の薬代などが含まれるかどうかでも総額は大きく変わってきます。
また、病院によって価格設定にも差がありますので、あくまでも目安という形になると思います。
検査費用を払ってみてペット保険の必要性を感じた
今回はあくまでも「乳腺腫瘍の手術に耐える体力があるのか」を調べるための検査でした。
しかしながら支払い総額は28,710円と、なかなかの出費になっています。
検査を受けてみて、私は初めて「犬の医療費って、こんなにかかるんだ…」という現実を体感しました。
今後は血液検査の結果を聞きに行く必要がありますし、場合によっては手術になるかもしれません。
ペットの医療保険に入っていれば…と後悔しました。
以下の点がとくに印象に残っています。
ペットの突然の検査費・治療費に備える必要がある
今回の検査費 28,710円 は、「覚悟していなかった出費」でした。
愛犬のためとはいえ、予想していない出費にはやっぱり驚いてしまいました。
動物病院は自由診療なので、検査や治療が必要になると数万円単位で一気に費用が増えることも珍しくありません。
「急な出費にも備えておく」という意味で、ペット保険は大きな支えになるのかもしれない…と感じました。
高齢になるほど病気が増え、出費が読めない
今回「高齢だから手術が難しいかもしれない」と言われたことで、年齢とともに病気のリスクが本当に増えるんだなと実感しました。
そして厄介なのは、病気が「いつ」「どんな形で」出てくるか全く予測できないこと。
今後も検査や治療が必要になる可能性があると思うと、高齢犬の医療費は予想がつかないと感じました。
必要な医療を受けさせるための準備が大事だと感じた
今回の検査を受けてみて、「この子と一日でも長く一緒にいたい」 という気持ちを守るには、私自身の準備も必要なのだと感じました。
高齢になるほど病気のリスクはどうしても増え、そのたびに検査や治療費がかかります。
今回のような突然の支払いが今後も続くことを思うと、必要な医療を受けさせるための“備え”は欠かせないのだと思いました。
正直、もっと若いうちにペット保険に加入してあげれば良かったのかもしれないという気持ちです。
人間でもそうですが、高齢だと入れない保険が多いですから…。
まとめ|犬の乳腺腫瘍の手術前の検査費用について
私が実際に経験した犬の乳腺腫瘍の手術前の検査費用についてご紹介しました。
今回受けた検査の費用ですが
- 血液検査
- レントゲン
- エコー
上記の3種類+診療費+消費税で28,710円でした。
大切な家族だからこそ必要な検査だと分かってはいても、急な出費には正直「こんなにかかるんだ…」と驚きました。
手術することになったら追加でお金がかかりますし、ペットの医療は自由診療なので全額自己負担です。
そんな中で、「この子と一日でも長く一緒にいたい」「必要な医療を受けさせるための準備をしておきたい」と考えた時に、ペット保険は安心材料になるのではないかと考えました。
もちろん保険がすべてを解決するわけではありませんが、突然の出費や高齢によるリスクに備える意味では、飼い主にとって大きな支えになるのかもしれません。
私の経験が同じように悩んでいる方の参考になれば幸いです。

