江の島を一人で観光してきましたので、モデルコースとしてご紹介します。
今回の旅の観光スポットは以下になります。
観光スポットとして紹介される場所は結構行きました。
当日の大まかすぎるタイムテーブルは以下の感じです。
- 9:00 駐車場に到着
- 11:00 ランチ
- 14:00 下山して江島神社の入り口付近に帰ってくる
- 14:30 江の島を出発
※平日の情報のため土日はさらに時間がかかるかもしれません。
スタートが朝早めの時間のため帰りも早期に撤収できます。
江の島は帰りの渋滞もかなり大変らしいです。
情報によると15時頃から帰りの渋滞が発生するらしいので、朝早めから観光して早めの離島が良いかと思います。
駐車場は参道に一番近い「江の島なぎさ駐車場」
駐車場は江の島に入って一番最初に出てくる「江の島なぎさ駐車場」を利用しました。
参道や仲見世通りに一番近い駐車場で、後で紹介するエスカーにもアクセスしやすい駐車場です。
江の島なぎさ駐車場より奥にも駐車場はありますが、参道から遠かったり最大料金が設定されていない場所もあったりと、注意が必要です。
江の島なぎさ駐車場が満車だったり、ヨットハーバーを観光したいなどの目的がない限り江の島なぎさ駐車場を利用するのが無難ではないかと思います。
江の島なぎさ駐車場の駐車料金と営業時間
江の島なぎさ駐車場の当日最大料金は2,000円と決まっているので江の島に長時間滞在しても安心です。
駐車料金 | |
1時間あたり | 400円 |
当日最大料金 | 2,000円 |
宿泊者は1,000円で利用できるそうですが、駐車場管理事務所に伝える必要があります。
7・8月 | 6:00〜21:00 |
その他 | 7:30〜21:00 |
駐車場の営業時間は夏は早朝から開場しています。
ちなみに駐車場の近くには公衆トイレがあり、意外と綺麗で少し驚きました。
江の島の移動はエスカーの利用が便利で快適!
江の島は高低差のある観光スポットで島内のいたる所に階段が設置されています。
特に江島神社の鳥居から辺津宮(へづみや)までのアクセスは急な上り階段が長く続き、足や腰に不安のある方、体力が心配な方には厳しいです。
島内の移動を楽にできるようにと、江の島にはエスカレーターが3区間に分かれて設置されています。
通称「エスカー」と呼ばれており有料ではあるのですが、島内を巡るのであれば利用しておいた方が体力を温存できますよ!
私はエスカーを全区間利用したものの歩数計では約14,000歩を移動しており、翌日は軽い筋肉痛になりました…
日常的に犬の散歩で6,000~7,000歩は歩いているのですが、江の島は階段や坂が多く、普段とは違う筋肉の使い方をしたようです。
日頃の運動の習慣がない方や運動量の少ない方はエスカーを利用することで翌日以降の疲れを少なくすることが出来ると思いますよ!
江の島を巡るなら一日利用券がおすすめ
江の島の主な観光スポットを巡る予定なら、江島神社の鳥居の隣にあるエスカー第1区間で「一日利用券(江の島1day)」を購入するのがおすすめです。
一日利用券にはエスカーの利用料金と観光スポットの入場料がセットになっており、個別に買うよりお得に江の島を回ることができます。
一日利用券(大人/\1,100)の内容
- エスカー 全区間
- 江の島サムエル・コッキング苑
- 江の島シーキャンドル
- 岩屋
上記を全て含んで1,100円で購入することができます。(2024年3月現在の大人料金です)
個別に購入すると1,360円ですので、一日利用券の方が260円お得ですよ。
※サムエル・コッキング苑でイベントが開催されている時は金額が変わります。詳しくは窓口やWEBサイトでご確認ください。
エスカーは上りしか設置されていない
エスカーは上りしか設置されていないため、下りは必然的に徒歩になります。
奥部まで行けば行くほど帰り道が大変になりますので、どこまで観光するか?は当日の時間や体調を考えるのが良いと思います。
特に参道から一番遠い観光スポット「岩屋」に行くと帰りに急な階段を上る必要もありますので注意が必要です。
江島神社で一日の安全を祈願する
まずは江島神社の鳥居の横からエスカー第1区間を利用し、一気に辺津宮の前まで移動します。
第1区間は特に長いので、歩いていたら大変だったなぁ…としみじみと感じていました。
辺津宮で神様に旅の安全祈願を行いました。
エスカー第2区間の乗り場は第1区間の下り場の裏にありますので、さらに移動。
第2区間を利用すると中津宮にたどり着きます。
その後はエスカー第3区間を利用してサムエル・コッキング苑に到着です。
サムエル・コッキング苑のシーキャンドルから海を眺める
サムエル・コッキング苑は季節によって様々な植物を見て楽しむことができる庭園です。
元々は入場料のかかる庭園でしたが、令和4年10月に日中の入場料が無料になりました。
※イベント開催時17時以降の出場は有料となります。
サムエル・コッキング苑内には展望灯台「江の島シーキャンドル」があり、海や富士山の眺望を楽しむことができます。
江の島シーキャンドルは有料施設(\500)ですが、エスカーで購入した一日利用券に含まれているのでスタッフの方にチケットを見せれば登れました。
この日は天気が良く、富士山も綺麗に見えました。
江の島シーキャンドルはガラス張りの展望室と屋外展望台がありますので、天気や気温によって利用する場所を選べるのも嬉しいです。
イルキャンティ・カフェ江の島で絶景ランチ
サムエル・コッキング苑の目の前にはイルキャンティ・カフェ江の島があります。
こちらのカフェにはテラス席があるだけでなく、お店の三面がガラス張りとなっており、絶景を楽しみながら食事をすることができます。
ランチは11:00から営業スタートなので、開店と同時に入店しました。
受付はお店の前にある機械で行い、名前・人数・利用したい席を選択する形式です。
開店前から機械はありましたので早めに受付を済ませておくと良いですよ。
メニューは新鮮な海の幸を使ったものが多いです。
この日はとても風が強かったのですが、物珍しさから思わずテラス席に…
かなり寒かったので体が温まりそうな「春キャベツとロースハムの石焼リゾット」とホットのカモミールティーを注文しました。
もっと気温の高い日であれば色々選択肢がありましたね~
江の島岩屋で洞窟散策
ランチを食べた後は江の島岩屋に向かいます。
サムエル・コッキング苑から徒歩約15分ほどかかりますが、階段も多くあるため結構疲れます。
江の島岩屋も入場料がかかりますが、一日利用券に含まれていますのでチケット見せるだけでOK。
岩屋は奥に進むと道が二本に分かれており、第一岩屋と第二岩屋では違った趣を楽しむことができます。
第一岩屋
第一岩屋はあまり電気の設置されていない暗い道のりとなっており、手持ちのロウソクを貸し出していただき洞窟ならではの雰囲気を楽しむことができます。
お子さんや暗い場所が苦手な方はちょっと怖いかもしれませんね。
通路の両側には様々な神様の石像が設置されています。
弁天様や大黒様といった七福神の神様、竜神様の像もありました。
一番奥には大きな石像があり、これを昔の人が運ぶのはかなり大変だっただろうなぁ…と考えていました。
第二岩屋
第二岩屋はうって変わってイルミネーションで明るい雰囲気です。
幻想的な雰囲気なので楽しかったですよ。
一番奥には江の島と縁の深い竜神様の像があります。
さすがにこれは最近になってから運ばれたものではないかなぁ…とは思います。
こちらの竜神様にお会いする際には、しっかり手を叩いてご挨拶してくださいね!
岩屋の満足度は個人的にかなり高かったので、江の島に行く方は一度は行ってみていただきたいです。
岩屋からの帰り道は上りの階段が超大変
岩屋の帰り道は当然ながら降りてきた階段を全て上ることになります。
結構な急階段が長く続き、若い人でも階段の踊り場的な場所で休憩されてました。
この階段が原因で筋肉痛になったんじゃなかろうか…
天気の良い日は渡し舟「べんてん丸」を利用できる
とはいえ天気の良い日であれば救済措置(?)もあります。
岩屋近くの稚児ヶ淵(ちごがふち)には遊覧船「べんてん丸」の発着場があり、稚児ヶ淵と対岸の江の島弁天橋を行き来することができるんです。
べんてん丸 利用料金
- 大人 400円(中学生以上)
- 小人 200円(6才以)
当初の予定では帰りはべんてん丸に乗り、海を眺めながら弁天橋を渡って駐車場に帰る予定だったのですが…
まさかの欠航。
まぁ…風が強くて海もちょっと荒れてましたらね…
小さな船でお客さんの命を預かるのは危険だったのでしょう…
とはいえ遊覧船で移動できれば平坦な道で帰ることができますので、運航してたら利用を検討してみてはいかがでしょうか。
帰り道の下り坂は見落としやすい
今回のようにべんてん丸を利用できない場合は帰り道は徒歩となります。
行きはエスカーがありましたが帰りはありませんので階段を使用することになり、膝への負担が心配なことに…
実は帰りは階段ではなく、下り坂で帰ってこられるルートもあります。
写真を撮影できなかったのですが御岩屋道通りにある「中村屋本店茶房」さんの横に目立たない道があります。
「>>>下道」と書かれた石柱の看板が目印です。
この道は最初は上り階段なので「本当に大丈夫かな…?」と感じますが、階段を上った先は軽自動車も通れる坂道です。
ずっと行くとエスカー第一区間の乗り口の正面あたりに出ることができますので、来た道をずっと戻るより楽に下山できますよ。
まとめ 半日で江の島を満喫
江の島の主な観光スポットを半日で回って来たコースを紹介しました。
私は平日の朝9時に江の島に到着しましたので、人も少なく快適に移動することができました。
観光スポットとして紹介されることの多い江の島弁財天仲見世通りはお店が閉まってましたが、帰りの午後2時頃にはお店も開き活気もありました。
早めに来て仲見世通りは帰りに楽しむのもありかもしれません。
江の島観光を計画している方の参考になりましたら幸いです。