先日、ピッコマで好評連載中の『公爵夫人の50のお茶レシピ』をご紹介しました。
今回は紅茶に関係する漫画『紅茶王子』をご紹介します。
連載中のマンガだと続きが気になっても更新を待たないと読めなかったり、更新が休止してしまわないかと心配になりますよね。
『紅茶王子』は完結済みのマンガですので一気に読むことが出来ます。
簡単なあらすじやオススメポイントを解説します!
『紅茶王子』あらすじ
部員数わずか3名の『お茶会同好会』に所属する奈子(たいこ)、そめこ、美佳(はるか/男の子)。
ある夜、紅茶を楽しんでいたら自らを「紅茶王子」と名乗る「アールグレイ」と「アッサム」がやってきた!
紅茶の妖精のような2人は、自分たちを呼び出した主人の3つの願いを叶えるまで国に変えることはできないらしい。
なんだかんだと条件に制限のある「ささやかな願い」が見つかるまで、王子たちは『お茶会同好会』のメンバーと生活することに。
奈子(たいこ)達が大切に思っているお茶会同好会は、部員数の少なさと活動内容の不明さから生徒会の予算削減の対象となっている。
部員数を増やし正式な部活動としたいが、文化祭の出店を断られたり、勧誘ポスターを承認してもらえなかったりと同好会と生徒会とは犬猿の仲状態。
状況を見かねた王子たちが魔法で手助けしたり、人間の大きさになって助けたりと、王子たちも学校生活は満更でもない様子。
壁にぶつかっても乗り越える奈子(たいこ)達の傍が楽しくなってしまうアールグレイとアッサム、紅茶や学校行事を通して距離が近づいていく生徒会。
それぞれの関係が少しずつ変化していく中で、いつか訪れる別れに不安を抱きながらも、今ここにある幸せを大切にしていくお話しです。
紅茶王子のオススメポイント!
『紅茶王子』は学園ドラマを題材にし、ファンタジーを少し取り入れた漫画です。
少し前の現代が舞台となっていますので、ポケベルが出てきたりと懐かしい部分があります。
最近は主人公が戦うバトルものが流行っているように思えますが、『紅茶王子』で戦うシーンはありません。
主人公と紅茶王子たちの日常生活を描いていますので安心して読むことができますよ。
アッサム、アールグレイといった紅茶の名前はもちろん、ケニルワースやゴパルダーラなど紅茶好きなら思わずニヤリとしてしまう単語も出てきます。
そしてなんと!
この漫画では紅茶の淹れ方も説明されているんです!
ベーシックなストレートティーはもちろん、ロイヤルミルクティーやアイスティーも。
特に私がビックリしたのはアイスティーの淹れ方です。
通常の淹れ方は規定の量の茶葉に少な目のお湯を規定の時間抽出し、濃く抽出した茶液を氷が入ったグラスに注ぐものが主流です。
しかし解説されているアイスティーの作り方は15分間も抽出時間を取ったもの!
茶葉を抜いた茶液を別のポットなどに移して15分程おき、少し冷ましてから氷で一気に冷すという手法です。
実際に私も淹れてみましたが、白く濁ることなく美味しいアイスティーができました。
なかなか目から鱗なアイスティーです。
現時点では5巻まで読破しましたが、奈子(たいこ)と紅茶王子たちに嵐の予感もありこれからが楽しみです。
少し古い漫画で完結済ですので、大人買いで一気読みすることも出来ますよ。
続きが気になるのに連載がストップしてる~!ってことが無いので、完結済の漫画は安心して読めますよね。
『紅茶王子』が読めるサイト
『紅茶王子』は元々は少女漫画誌である『花とゆめ』で連載されていた漫画です。
コミック化されていますので単行本の購入も可能ですが、全部で25巻ありますので少し場所を取ります。
電子書籍であれば場所を取りませんし、買いに行く必要も通販で届くのを待つ必要もありませんので便利ですよ。
メジャーな電子書籍サイトであれば大体取り扱っていますので、利用しているサイトがあったら探してみてください。
私は『コミックシーモア』を利用しています。
漫画だけでなくライトノベルや実用書にも利用できるクーポンが頻繁に配布されたり、丸々一巻無料で読めるキャンペーンなどもあります。
購入した本は専用アプリでスマホにダウンロードし、ネット環境の無い場所でも読めますので便利ですよ。
以下のサイトでも取り扱いを確認しています。
紅茶や少女漫画がお好きでしたら試し読みしてみてください。