小平市に東京ガスが経営する『ガスミュージアム』があります。
駅から少し離れており、公共交通機関を使用すると駅からバスで向かう必要があります。
大きめの駐車場もありますので、車で行くのが一番楽です。
このミュージアムに興味を持った理由…
ずばり、ガス灯が展示されていること!
実は私、電灯やガス灯にロマンを感じるのです。
装飾の施された金属と灯りの組み合わせって美しいですよね。
こちらにはイギリスやフランスのガス灯が展示されているので前々から来たかったんです。
建物は明治の雰囲気を感じられるロマン溢れる洋館です。
澄みきった青空と赤いレンガのコントラストが美しいですね。
手前の建物は時代と共に変化していったガス家電を展示していて、奥の建物の中にガス灯の頭部などが展示されています。
そして中庭にも灯りの点いたガス灯が展示されています。
横浜、ロンドン、パリなど、世界各地のガス灯があります。
今でこそ電灯が使われていますが、100年ほど前には実際に使用されていたんですよね。
炎の揺らぎには癒しの効果もあるらしいですし、沢山の人が様々な想いを持ってこのガス灯を眺めてきたんでしょうね。
展示館は決して広くはありませんが、古いランプなどが飾られています。
こちらは実際に使用されていたガス灯の頭部です。
庭園に飾られているものはペンキを塗りなおすなど補修されていましたので、錆もついているこちらは時間の経過を感じられます。
また、館内では一時間に一度、昔のガス灯の点灯デモを見ることができました。
こちらは昔の上野にあった花ガス灯。
イルミネーションとして使用されていたらしいです。
この量のガスを何時間も使用していたのなら、なかなか豪華ですね。
東京ガスの創始者である渋沢栄一は、2024年の一万円紙幣の肖像として採用されることが発表されてますね。
それを記念して建物の二階では渋沢栄一が生きていた時代の錦絵が展示されていました。
錦絵は撮影禁止でしたので写真はありませんが、鮮やかな色彩で描かれた絵はとても華やかでした。
ガスミュージアムは入館料無料、駐車場もタダとお財布に大変優しい博物館です。
ガス灯が好きな人はもちろん、家族で行くのもおすすめです。