バンコクには私が利用した「ドンムアン空港」と「スワンナプーム国際空港」がある。
「スワンナプーム国際空港」はエアポートリンク(ARL)という鉄道の駅と直結?しているらしく、私の利用するアヴァニ アトリウム バンコクホテルに行くのはARLを利用するのが1番簡単なようだ。
対して「ドンムアン空港」は古い空港で、最近LCCの国際線の発着を受け入れ始めたらしい。
残念ながら市内へのアクセスは良くなく、タクシーやバスを利用しないと街中に出られない。
この点に関しては日本でホテルまでのアクセスをしっかり!予習してきた!
空港から駅までは現地のバスで移動
空港から出て「A1」の表記のある高速バスを利用し、駅まで行くのである!
A1のバスは乗車賃が30バーツ、日本円でおよそ100円とビックリな良心的価格だ。
ちなみに日本円からタイバーツへは最低限の額を空港で両替した。
空港はレートが悪いので市内に出られる分だけ両替し、もっとレートの良い所で両替をお薦めしますぞ。
乗車時間はおよそ20~30分だっただろうか、目的の駅に到着した。
バンコクにはARL(エアポートリンク)の他にもBTS(高架鉄道)とMRT(地下鉄)があり、A1バスはBTSの「モーチット駅」とMRTの「チャドチャックパーク駅」に到着する。
同じバス停で下され、利用する路線によって向かう駅が変わる、という感じだった。
私はH.I.Sの支店があるアソーク駅に向かうためにBTSのモーチット駅に、飛行機からご一緒してくれたおじさんはホテルに向かうためにMRTチャドチャックパーク駅に行く。
親切にも助けてくれたおじさんとはバスを降りてからお別れだった。
駅のホームへ向かうエスカレータから見えるタイの景色。
西日が差し見るからに暑さを感じる。もちろん暑いです。
タイ国内での通信手段について
H.I.Sの支店には市内で使えるWi-Fiのパスワードを受け取るために行ったけど、正直行く必要はなかったと思ってます。
元々バンコクでSIMカードを1週間だけ契約する予定だったし、H.I.SのWi-Fiはデパートなどの主要な場所でしか使えないらしく、結局1度も使わずに終わりました。
SIMフリーのスマホをお持ちの方はSIMカードを契約しちゃったほうがバンコク市内ならかなりの確率で繋がるのでおすすめです。
料金も7日間LTEデータ通信のみだったら200バーツ?300バーツ?だったかで使えました。
日本円にして約1,000円なのでお手頃価格。
MRTを利用してホテルの最寄り駅へ
H.I.Sで結局使わないWi-Fiのパスワードを受け取り、ついにホテルに向かうことになった。
ホテルの最寄駅はMRTの「ペチャブリ」駅で、H.I.Sの支店があるBTSのアソーク駅にはMRTの「スクンビット」駅もあり、両方の路線を使うことが可能になっている。
バンコク市内は思っていた以上に都会的な場所が多く、地下鉄も事故が起きないようにホームに扉が設けられているなど、かなりしっかりしていた。
目的のペチャブリ駅はH.I.Sの支店がある駅のお隣なので、すぐに着いた。
ホテルに辿り着けない
地上に出た私は、おそらくこっちの方だろうと思える方向に向かった。
ちなみに私は地図が苦手です。
歩けど歩けどホテルには着かず、近くにあったセブンイレブンで場所を聞くことに。
しかしながら何を言ってるのかさっぱりわからない…。
英語で話してるのか現地語なのかすら聞き取れない…。
困ったことに駅員に聞いた時も、セブンイレブンの店員に聞いた時もホテルを知らなかったようなのだ。(大きいホテルのはずなんだけど)
タクシーに乗れば連れて行ってもらえるかもしれないけど、海外のタクシーは危険も多いと聞く。
途方に暮れた私は広い道路の横で泣きそうになりながら立ち尽くすしかなかった。
現れた救世主 恐怖のタクシー
困り切っていると現地の女性が英語で話しかけてきてくれた。
どこにホテルがあるのかわからないことを何とか伝えると彼女は「こことは真逆の方向よ。タクシーで行った方がいいわ。」的なことを言ってきた。
「どのタクシーが安全か、わからなくて乗れない」的なことをボロボロの英語で伝えると、
なんと彼女はタクシーを止めて私のスマホの地図を見せながら現地の言葉で運転手に目的地を伝えてくれたのだ!
私には彼女が救世主に見えた。
止めてくれたタクシーに乗り込んで何度もお礼を言いながら彼女とは別れた。
しかしまた困ったことが起こった。
運転手もホテルの方角はわかったけど、詳細な場所まではわからなかったようなのだ。
渋滞のためノロノロ運転を続けていたタクシーは突如車体を左に寄せ、ハザードを付けて止まってしまった。
おまけに運転手はどこかにいってしまったのである。
日本で見たとあるコピペが私の頭をよぎった。
『タクシーの運転手が車を止めてどこかに行ったかと思ったら、仲間を引き連れて戻ってきてカツアゲされた』というものである。
助手席にあるスーツケースを引っ掴んで逃げ出すか、迷っていたところに運転手が戻ってきて開口一番「あんたのホテルってあれじゃないの?」と言いながら1つの建物を指さした。
それこそが私が目指していたアヴァニ アトリウムホテルだったのだ!
「そう!あれだよ!」と大喜び言うと、運転手は荒い運転で車の間を縫ってホテルまで私を届けてくれた。
飛行機で隣に座った親切なおじさん、助けてくれた女性、ちょっと強面な運転手のおかげで私は無事にホテルに到着できたのである。
帰国してこの話をしていろんな人に怒られました。
みなさんは知らない人を信用しちゃダメだよ!
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