レーズンの自家製天然酵母でパンを焼くのも4回目です。
ちょっとずつ慣れてきた気がします。
今回は趣向を変えて惣菜パンを作ることにしました。
オニオンとベーコンを入れた、みんな大好きオーソドックスなパンです。
家族にも好評でしたので、興味のある方はぜひ試してみてください!
オニオンベーコンパンのレシピ
それでは今回のパンのレシピです。
強力粉 | 200g(今回は「春よ恋」を使用) |
天然酵母 中種 | 70g(レーズン酵母。粉:水=1:1を使用) |
砂糖 | 20g |
水 | 130g |
有塩バター | 20g |
塩 | 3g |
薄切りベーコン | 60g |
玉ねぎ | 中玉を半分 |
具だくさんがお好きな方はベーコンと玉ネギをもっと増やしても良いと思います。
私は餃子を包む時もついつい具を多くしてしまい溢れさせてしまうので具は少なめにしましたが、個人的にはもっと入ってると嬉しかったかな…。
パン作り中の工程はこんな感じ
前回と同じく要所要所で写真撮ってみました。
作り方自体はほとんど変わらないのですが、今回のパンは成形が大事!
参考になれば幸いです。
1.材料を混ぜる
強力粉・天然酵母・砂糖・塩・レンジで温めにした水をボールで混ぜ、粉っぽさが無くなったらラップをして30分程おいておく。
2.生地を捏ねる
生地を捏ねる。
「今回はフードプロセッサーで楽をしよう!」と思ったのですが、パンこねに対応してない機種だったからできませんでした…。
結局手でこねることになりましたとさ…トホホ…
ある程度捏ね、少し生地がまとまったらまな板に叩きつける「たたきごね」をする。
水分量が多いためか、まとまりにくいので、叩き捏ねは40分くらいやってました。
パンこね対応のフードプロセッサーが欲しい~!
3.一次発酵
生地をまとめてラップをして2倍くらいの大きさになるまで一次発酵。
今回は寝る前に生地の仕込みをしましたので、この後おやすみタイムです。
朝になれば発酵が完了しているはず!
4.分割してベンチタイム
夜11時頃から生地を寝かせ、朝7時半くらいでこの大きさになりました。
本当はもう少し膨れてたんだけどボウルを傾けたらしぼんでしまった…。
天然酵母はドライイーストより時間がかかりますので、気長に待ちましょう。
生地を作るのはパンを食べたい時間にもよりますが、私は夜のうちに仕込むのが好き。
指に粉をつけてフィンガーテスト。
大丈夫だとは思うんだけど不細工な穴である…。
ガス抜きをして一つにまとめてベンチタイム。
濡れたキッチンペーパーとラップをかけて20分ほどおいておきました。
5.フィリングの用意
中に入れる具材の用意をしていきます。
玉ネギは幅約1mmの薄切りに、ベーコンは幅約1cmに切ります。
耐熱容器に玉ネギと薄切りベーコンを入れ、ラップをして電子レンジで玉ネギがしんなりするまで加熱。
粗熱を取ります。
6.オニオンベーコンパンのメイン!成形をして二次発酵
それでは一番重要な成形の工程に入りましょう!
ベンチタイム終了後の生地をめん棒を使って厚さ約5~7mmの長方形に伸ばします。
粗熱の取れたフィリングを生地の上に広げます。
ブラックペッパーはお好みで!
生地の上側約2cm程はフィリングを乗せないようにしてください。
閉じ終わりに生地があると上手く成形できません。
巻き寿司をイメージして下から生地を丸めていき、丸め終わりは生地をつまむようにして閉じます。
フィリングがあふれないように注意してくださいね。
八等分に切り分け、二次発酵に入ります。
気温が低いので湯呑にお湯を入れて発酵を促進させています。
暖かい場所であれば湯呑にお湯を入れる必要はありません。
7.焼きに入る
大きさが大体二倍くらいになれば二次発酵は終了です。
今回は8時から11時くらいまでの発酵でこんな感じ。
午前中は気温が低いので、どうしても発酵に時間がかかります。
オーブンの発酵モードを使うのも良いかもしれません。
ピザ用チーズをたくさん乗っけて焼く!
コンベクションオーブンの手作りパンモードにおまかせ。
手動オーブンだと200度で15分くらいらしいです。
マヨネーズがお好きな方はチーズを乗せる前か後にマヨネーズをかけても良いと思います。
私は苦手なのでマヨネーズ無しで作りましたが、あれば良いアクセントになりそうですね。
8.できあがり!
ようやく出来上がりです!
キツネ色のこんがりチーズが美味しそう!
パンが合体してる?家で食べるから気にしないよ!
生地はふんわりしつつ、モチモチで良い感じ!
玉ネギの甘み、ベーコンの旨味、チーズの香ばしさが合わさりとにかく美味しい。
これを焼き立てで食べられるのが手作りパンの最高に幸せな瞬間。
体力が必要な作業もあるので、美味しくできた時の感動はひとしおですね。
色々な具材に挑戦したい!
今回の生地の配合はほのかな甘みもありつつ、具材の味を邪魔しない良い味わいでした。
柔らかい惣菜パンを作る時に丁度良い配合かもしれません。
菓子パンにも合うのかな?
あんパンとかクリームパンとか?
次回はまた違ったパンに挑戦したいですね!
天然酵母でパンを作る方の参考に少しでもなれば幸いです。