こちらの記事で、トマトパンを作ったらハードブレッドになってしまったご報告をしました。
私が食べたいのはやわらかふわふわトマトパンなんだ。
天然酵母を使うとハードブレッドの方が相性はいいらしいが、それでも私はふわふわパンが食べたい。
なので、レシピの豆乳と水を全部トマトジュースに変えてリトライしました。
トマトパンを愛する同士達のために材料解説
強力粉 | 200g(今回は「春よ恋」を使用) |
天然酵母 中種 | 60g(レーズン酵母。粉:水=1:1を使用) |
砂糖 | 20g |
トマトジュース+トマトペースト | 150g(うちトマトペースト30g。カゴメのペースト小袋2袋使用) |
有塩バター | 12g |
塩 | 3g |
レシピはほぼほぼそのまんま。
バターが有塩だったり塩が少なかったりとちょっとだけ改変。
今回はトマトジュースが無塩・バターが有塩だったので塩の量は少しだけ減らしたけど、ジュースが有塩だったらもっと減らしても良い…のかな?
パン作り初心者にはわからないね。
食べるのは自分だけだから大丈夫だろうと強行突破する。
腐ってなきゃ大丈夫さ…。
パン作り中の写真撮ったから解説してみる
今回は私と同じく初心者ながら自家製天然酵母でパン作りを決意したガッツのある方のために要所要所で写真撮ってみました。
初心者のやることなので慣れた方から見れば間違い多いかもですが、こんな感じで進めれば食べられるものには出来上がることだけご確認いただければと…。
1.材料を混ぜる
強力粉・天然酵母・砂糖・塩・レンジで温めにしたトマトジュースをボールで混ぜ、粉っぽさが無くなったらラップをして30分程おいておく。
2.生地を捏ねる
生地を捏ねる。
ある程度捏ね、少し生地がまとまったらまな板に叩きつける「たたきごね」をする。
水分量が多いためか、まとまりにくいので、叩き捏ねは30分くらいやってました。
手首に違和感を感じる…。
3.一次発酵
生地をまとめてラップをして2倍くらいの大きさになるまで一次発酵。
4.分割してベンチタイム
朝10時から生地を寝かせ、18時くらいでこの大きさになりました。
天然酵母はドライイーストより時間がかかりますので、ふくらまなくて失敗したと勘違いする人もいそう…。
気温も低かったので結構時間がかかっています。
やっぱり寝る前に生地を仕込むのが一番時間の無駄がなさそう。
指に粉をつけてフィンガーテスト。
多分大丈夫そうな発酵具合。
発酵不足→穴がとじてしまう
過発酵 →空気が抜け、生地がしぼむ
パン作りは奥が深いですね…
重さを量って分割し、ベンチタイム。
濡れたキッチンペーパーとラップをかけて20分ほどおいておきました。
5.成形して二次発酵
丸くまとめ直して二次発酵に入ります。
中に何か入れたい時はこの段階で入れるのが良さそう。
気温が低いので湯呑にお湯を入れて発酵促進させようとしました。
が、この段階ですでに20時すぎ。
真夜中に焼き立てパンがあってもなぁ…と思い湯呑除去。
寝る直前まで冷蔵庫に入れておいて発酵をお休みさせることにしました。
寝る前に部屋に出して二次発酵再開。
寝ている間にうまくいっていることを祈りましょう。
6.焼きに入る
0時から朝7時くらいまでの発酵でこんな感じ。
うまくいってんだか失敗なのか、よくわかんない。
とりあえず焼く。
コンベクションオーブンの手作りパンモードにおまかせ。
手動オーブンだと150度で15分くらいらしい。
7.できあがり
ようやく出来上がったトマトパンです。
表面はハードブレッドほどではないけど少し固め。
これくらいなら全然問題ないどころか中身との食感の差が嬉しい感じ。
しっかりふわふわ。
私が求めていたのはこのふわふわ感だよ!
嬉しい!美味しい!
口の中がパサパサしないのは嬉しいです!
こちらはピザ用チーズと自家製バジルソースを入れたタイプ。
二次発酵の成形をするときに包んでみました。
イタリアンな感じでこっちも美味しい。
鶏ハムが入っているともっと美味しいんでしょうね。
次回はやってみたい気がする…!
もっとトマト感を出したい
ふわふわ・やわらかな焼き立てパンが朝から食べられて幸せでした。
でも個人的にはもっとトマト感がある方が嬉しい。
トマトペーストをもっと増やせばいいのかな?
セミドライトマトを練り込むのが良いのか…。
トマトパンについてはあまり情報がないので難しいですね。
あとはやっぱりレーズン酵母の関係で、ワインっぽさを感じました。
酵母の種類によって風味には大きく影響がでるらしいので、他の酵母を使うのが良いのかなぁ。
やっぱりパン作りは難しいですね。
トマトパンが食べたい方、天然酵母でパン作りにチャレンジする方の参考になれば幸いです。